62回国際大会 学術出版委員会企画 ワークショップ
Enhancing Presentation Skills to Maximize Your Paper’s Publication Potential
JACET Academic Publications Committee
Adrian Leis (Tohoku Gakuin University)
Yukiko Ohashi (Yamazaki University of Animal Health Technology)
Hiroko Haenouchi (Nihon University)
Madoka Kawano (Meiji University )
JACET Journal and JACET International Conference Selected Papers are highly respected academic journals in the realm of English education in Japan. Published once a year, published articles cover various topics related to the English language and English language teaching. Having your paper published in either of these journals is a significant accomplishment for many scholars. Receiving feedback from other scholars through oral presentations and poster presentations at academic conferences, for example, is an essential step towards getting your work published in these journals. In this session, we share some techniques to help you enhance your presentation skills so that you can receive useful feedback for your research and increase the likelihood of its acceptance for publication. We will discuss various aspects, such as presentation structure, designing slides and posters, and providing tips to help you present confidently.
特別企画 – 統計ソフトJASP入門ワークショップ
ビッグデータ化が進む今日において、統計解析に係るスキルを習得することは、研究者や学生のみならず、教育関係者やビジネスパーソンなどの市井の人々にも求められています。しかし、既存の統計解析ソフトウェアに目を向けると、Rなどのようにスクリプトを書く必要があり、学習面での負担が大きいものや、SPSSなどのように金銭面での負担が大きいものなど、統計解析は多くの人々にとって敷居の高いものとなっています。
その中で、JASP（Jeffreys’s Amazing Statistics Program：https://jasp-stats.org/ ）は、フリー（無償で利用可能）、フレンドリー（マウス操作を中心としたGUIでほとんどの分析が実行可能）、フレキシブル（p値に基づいた頻度論的分析だけではなく、ベイズ的分析や機械学習なども可能）なソフトウェアであり、統計解析の敷居を低くするものです。さらに、JASPの特長として、出力された図表がWordやTeXにそのまま貼り付け可能な形式で出力されることや、メニューがバージョン0.15以降から日本語化されたことなども挙げられます。
本ワークショップでは、これから統計解析を始めてみたい、またはJASPを用いて統計解析を行ってみたい研究者や教育関係者の方などを対象に、JASPの特徴と基本的な操作を平易に解説します。具体的には、JASPの特徴と機能について俯瞰した上で、基本的な統計解析（データハンドリングを含む）や図表作成の方法について説明します。
国士舘大学文学部教育学科講師。慶應義塾大学社会学研究科教育学専攻後期博士課程単位取得満期退学。専門は、科学教育、教育工学、教育心理学、心理・教育統計。主著に、『JASPでいますぐはじめる統計解析入門：心理・教育・看護・社会系のために』（講談社、2022年）、『研究に役立つJASPによる多変量解析：因子分析から構造方程式モデリングまで』（コロナ社、2021年）。
